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大原孝治社長の世界に向けた経営戦略

国内で多数の大型ディスカウント店舗を展開している持株会社の株式会社ドンキホーテホールディングスは、海外事業についても専門の持株会社を設置しています。この会社では、2017年にシンガポールの商業施設内に新規店舗を開設しており、ドンキホーテホールディングスの世界に向けた経営戦略をうかがい知ることができます。
株式会社ドンキホーテホールディングス代表取締役社長兼CEOの大原孝治氏は、他にもアジア圏での出店に意欲を示しており、今後ともこの傾向が続く見込みです。ドンキホーテホールディングスの傘下にある国内店舗では、このところ海外からの訪問客による消費の購入、いわゆるインバウンドの需要に支えられて好調という側面があります。なかでもシンガポールなどからの訪問客は上位にランクインしていることから、今回の出店に至ったというのがこの出店の経緯です。
これまでにもハワイにおけるスーパーマーケットの店舗展開など、海外事業は珍しいことではありませんでしたが、シンガポールのように直営店の一からの新規出店は大きなエポックです。ハワイの事例では既存の海外法人を買収して、その資産を活用した側面がありましたが、そのような手段からは一歩踏み出した対応を図ったといえます。

それも日本国内の店舗における外国人客の行動パターンや興味の方向性などを見つめた上で、現地でも十分に成功ができるとの大原孝治社長の経営戦略上の判断があったからといえるでしょう。